2022年11月に「科技ハブ共同研究プログラム 2022年度合同ワークショップ」を開催いたします。
理研、九大、阪大、東北大、広大、名大は、科技ハブ拠点の整備を進めるとともに、機関・分野を跨いだ研究者ネットワークの拡充、将来の連携の柱となる研究テーマの発掘などを目的とする科技ハブ共同研究プログラムを創設し、延べ100課題の共同研究を推進してきました。
2019年度および2021年度には、課題採択後、共同代表者間の情報共有と交流を目的として、プログラムごとにキックオフワークショップを開催しました。ここでは、研究内容を紹介するだけでなく、連携の必要性や意義、克服すべき課題やそれを解決するための技術などを紹介して、シニアな研究者からコメント・アドバイスを受けるなど、有意義な交流の機会となりました。
2022年度は、ウィズコロナの状況下で研究交流を力強く進めるべく、すべてのプログラム合同でオンサイトで開催することとしました。これまで、理研と大学との2者間でそれぞれ行っていた研究交流を6機関に拡充するもので、3機関以上が参画する連携や大学間連携などを形成する狙いがあります。連携に興味がある方、意欲的に取り組みたい方の参加を歓迎します。
開催概要 / 参加登録 / 感染予防 / プログラム / ポスター一覧 / 問合せ・連絡先 /
開催日時 | 2022年11月4日(金) 9:00 ー 17:00 (調整中) |
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会 場 | 理研神戸地区 融合連携イノベーション推進棟 8階 講堂・6階 サロン (ワークショップ) 同 計算科学研究棟 (施設見学) |
参加形態 | 上記会場での現地参加と、Webexによるオンライン参加(口頭発表のみ) |
発表スタイル | 2022年度採択課題の紹介はオンサイトでのポスター発表(6階 サロン) 2021年度採択課題の成果報告と特別講演は口頭発表(8階 講堂)、オンライン配信を予定 |
使用言語 | 発表、説明、質疑は日本語(英語も可) ポスター、スライドの記述は英語 |
ワークショップ終了後に、スーパーコンピューター「富岳」の見学ツアーを行います。またとない機会ですので、是非ご参加ください。
見学を希望する方は参加登録時に申し込みください。(対象: 現地参加者)
2022年度合同ワークショップに参加いただける方は、以下のURLから登録サイトへアクセスして、必要事項を入力してください。
URL: https://krs2.riken.jp/m/sthub_crp_joint_ws
合同ワークショップを現地開催するにあたり、新型コロナウィルス感染予防を行います。
以下の案内をご一読いただき、感染防止にご協力をお願いいたします。
来訪について:
・当日朝、検温をしていただき、発熱(37.5℃以上)が認められた場合はご来訪をお控えください。
発熱があった場合は、お手数ですが、問合せ・連絡先にお知らせください。
・ご来訪に際して、マスクを着用するなど、感染防止にご留意ください。
受付、入場の際に:
・受付で検温を実施します。発熱のあった場合は、入場をお断り致します。
・受付で、マスク、手指消毒用シートをお配りします。シンポジウム中は、お配りしたマスクを着用ください。
・入場前に手洗いをお願い致します。手洗いの場所は受付でご案内致します。
また、会場入口に設置したアルコールで手指消毒をお願い致します。
会場内では:
・会場内ではお配りしたマスクを着用ください。また、消毒用シートで、適宜手指消毒をお願いいたします。
・会場内での飲食はお控えください。休憩時にペットボトルでお飲み物を提供いたします。
・ご講演いただく際は、指定した範囲内にお立ちいただきますようお願いいたします。
・質問、コメントの際は、着席のままご発言ください。係がマイクをお渡しいたします。
その他:
・新型コロナ対策パーソナルサポート(LINE)等の通知サービスをご利用いただくことを推奨します。
講演タイトルや講演者、講演順等が変更される場合があります。
時 間 | 講演内容・タイトル等 | 講演者/研究代表者 |
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9:00 - 9:05 | 開会挨拶 @ 講堂 | 理研 理事/科技ハブ産連本部長 小安重夫 |
9:05 - 9:10 | 趣旨説明 @ 講堂 | 理研 科学技術ハブ推進課 |
9:10 - 10:00 | 2021年度採択課題 成果報告 I @ 講堂 | |
ライブセルオミクス解析によるゆらぎの理解 | *理研 開拓研究本部 新宅 博文 * 発表者 東北大 学際科学フロンティア研究所 井田 大貴 | |
無細胞タンパク質合成技術を利用した密着結合の試験管内再構成技術の開発 | *理研 生命機能科学研究センター 篠田 雄大 九大 理学研究院 池ノ内 順一 | |
10:00 - 10:15 | 休 憩・移 動 | |
10:15 - 11:10 | ポスター発表 I @ サロン | |
ショートプレゼンテーション (15分) | グループ1 (調整中) 11-12課題 | |
ポスター説明・ディスカッション (40分) | ||
11:10 - 12:05 | ポスター発表 II @ サロン | |
ショートプレゼンテーション (15分) | グループ2 (調整中) 11-12課題 | |
ポスター説明・ディスカッション (40分) | ||
12:05 - 13:00 | 昼 食 (ラウンジ、サロン飲食スペース 利用可) | |
13:00 - 13:55 | ポスター発表 III @ サロン | |
ショートプレゼンテーション (15分) | グループ3 (調整中) 11-12課題 | |
ポスター説明・ディスカッション (40分) | ||
13:55 - 14:10 | 休 憩・移 動 | |
14:10 - 14:55 | 総合討論 @ 講堂 | 進行: 理化学研究所 |
14:55 - 15:45 | 2021年度採択課題 成果報告 II @ 講堂 | |
マルチモーダル質量分析イメージングを用いたオルガノイド成熟度を評価する新規方法論の開発 | *理研 生命機能科学研究センター 髙里 実 *阪大 工学研究科 新間 秀一 | |
超低電圧損失を示す有機薄膜太陽電池の創成 | 理研 光量子工学研究センター 但馬 敬介 *広大 先進理工学研究科 尾坂 格 | |
15:45 - 16:00 | 休 憩 | |
16:00 - 16:40 | 特別講演 @ 講堂 | |
一番速くて一番身近なスパコン 富岳のご紹介 | 理研 計算科学研究センター 運用技術部門長 庄司 文由 | 富岳でどこまでできるかー事例紹介(仮題) | 同 HPC/AI駆動型医薬プラットフォーム部門長 奥野 恭史 |
16:40 - 16:45 | 閉会挨拶 | (調整中) |
17:00 - 18:00 | 施設見学@ 計算科学研究棟 | |
スーパーコンピュータ「富岳」 | 理研 計算科学研究センター |
No. | 研究課題 | 研究代表者 | 研究分野 |
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1 | 記憶回路における翻訳ダイナミクス | 七野 悠一 理研 開拓研究本部 市之瀬 敏晴 東北大 学際科学フロンティア研究所 |
生命科学 |
2 | ウエアラブルデバイスを構成するフレキシブル複合材料の界面破壊機構解明 | 福田 憲二郎 理研 開拓研究本部 栗田 大樹 東北大 環境科学研究科 |
理工/化学 |
3 | タンパク質変性を捉える新規化学プローブの開発と応用 | 江越 脩祐 理研 開拓研究本部 佐藤 伸一 東北大 学際科学フロンティア研究所 |
化学/生命科学 |
4 | アンテナ-導波路結合構造の作製とテラヘルツ波位相・方向制御技術の開発 | 瀧田 佑馬 理研 光量子工学研究センター 岡谷 泰佑 東北大 工学研究科 |
理工/数理情報 |
5 | ハイスループット量子化学計算による触媒元素戦略 | 大岡 英史 理研 環境資源科学研究センター 岩瀬 和至 東北大 多元物質科学研究所 |
化学/理工 |
6 | 持続可能な環境修復を実現するための環境・生物要因解析 -環境科学プラットフォーム拠点の形成に向けて- | 横山 大稀 理研 環境資源科学研究センター 簡 梅芳 東北大 環境科学研究科 |
理工/その他 |
7 | EEF1A2 を介した神経発達障害の分子基盤解析 | Jafar SHARIF 理研 生命医科学研究センター 細金 正樹 東北大 医学系研究科 |
生命科学 |
8 | 複雑システムの物理ダイナミクスを活かした汎用的長期予測技術の開発 | 川上 英良 理研 統合情報本部 安東 弘泰 東北大 材料科学高等研究所 |
数理情報/生命科学 |
9 | DNAオリガミと人工代謝系の融合によるマルチプレックス核酸検出機構の開発 | 酒井 雄介 理研 生命機能科学研究センター 濵田 省吾 東北大 工学研究科 |
化学/理工 |
10 | 抗菌薬投与による腸内細菌叢変容の数理モデルの開発とその応用 | 緒方 勇亮 理研 生命医科学研究センター 藤江 健太郎 東北大 数理科学連携研究センター |
生命科学/数理情報 |
11 | フラビウイルス間における翻訳制御機構の特異性と多様性 | 岩崎 信太郎 理研 開拓研究本部 田鍬 修平 阪大 感染症総合教育研究拠点 |
生命科学 |
12 | ストレス記憶形成・固定・消失過程におけるアストロサイトの全脳地図とその機能的意義 | 長井 淳 理研 脳神経科学研究センター 笠井 淳司 阪大 薬学研究科 |
生命科学 |
13 | 量子波束イメージングによるナノ超流動ダイナミクスの解明 | 久間 晋 理研 開拓研究本部 寺本 高啓 阪大 放射線科学基盤機構 |
理工/化学 |
14 | 液晶特有の幾何構造の持つエネルギーを利用して高感度環境応答を示すマイクロカプセル | 西川 浩矢 理研 創発物性科学研究センター 内田 幸明 阪大 基礎工学研究科 |
理工/化学 |
15 | ロボティック育種 | 田中 信行 理研 生命機能科学研究センター 万 偉偉 阪大 基礎工学研究科 |
生命科学 |
16 | 次世代型の組織三次元イメージング解析法の構築 | 東 裕介 理研 生命機能科学研究センター 勢力 薫 阪大 薬学研究科 |
生命科学/数理情報 |
17 | 単一タンパク質分子分解能蛍光顕微鏡法の開発及び応用 | Xue LI 理研 生命機能科学研究センター 平野 泰弘 阪大 生命機能研究科 |
生命科学 |
18 | 冬眠・休眠による低代謝バイオロジーと健康科学基盤の創成 | 砂川 玄志郎 理研 生命機能科学研究センター 宮﨑 充功 広大 医系科学研究科 |
生命科学/その他 |
19 | 月面の水資源探査と月面天文学を切り開く小型測定器MoMoTarO の放射線耐性の評価 | 長岡 央 理研 開拓研究本部 高橋 弘充 広大 先進理工系科学研究科 |
理工/その他 |
20 | T 細胞クローンマウスを利用したdual TCR T 細胞の作出と生体内におけるその役割の解明 | 井上 貴美子 理研 バイオリソース研究センター 三浦 健人 広大 原爆放射線医科学研究所 |
生命科学/化学 |
21 | FANTOM転写開始点アノテーションの活用によるゲノム編集に向けた新規データ解析手法の開発 | 森岡 勝樹 理研 生命医科学研究センター 坊農 秀雅 広大 統合生命科学研究科 |
生命科学/数理情報 |
22 | 植物ヌクレオソーム再構成系を用いたゲノム編集効率に関わるエピゲノム制御因子の探索 | 上田 実 理研 環境資源科学研究センター 佐久間 哲史 広大 統合生命科学研究科 |
生命科学/化学 |
23 | 細胞初期化で誘導される染色体異数性の自己修正機構の解明 | 林 洋平 理研 バイオリソース研究センター 阿久津 シルビア 夏子 広大 原爆放射線医科学研究所 |
生命科学/理工 |
24 | 室温動作オンチップ 通信波長帯単一光子源に向けた修飾カーボンナノチューブとフォトニック結晶の融合 | 加藤 雄一郎 理研 光量子工学研究センター 白木 智丈 九大 工学研究院 |
理工/化学 |
25 | 単細胞マルチオミックス解析によるVogt-小柳-原田病の病態評価 | 石垣 和慶 理研 生命医科学研究センター 長谷川 英一 九大 大学病院 |
生命科学/数理情報 |
26 | マイクロ流体デバイスを用いたがん細胞のブレブ運動のハイスループット観察と解析 | 太田 亘俊 理研 生命機能科学研究センター 池ノ内 順一 九大 理学研究院 |
生命科学/理工 |
27 | 中性子過剰な原子核多体系に対する解析手法の数学的研究 | 横田 猛 理研 数理創造プログラム 後藤 ゆきみ 九大 数理学研究院 |
理工/数理情報 |
28 | 先端蛍光イメージングによる遺伝学とコネクトミクスの融合 | 水田 恒太郎 理研 生命機能科学研究センター 今井 猛 九大 医学研究院 |
生命科学 |
29 | Evaluating and Enhancing the Reliability of Semi-Supervised Learning | Jingfeng ZHANG 理研 革新知能統合研究センター Yujie Gu 九大 システム情報科学研究院 |
数理情報/理工 |
30 | 超解像CARS顕微鏡による無標識iPS細胞系列の物質動態イメージング | 林 洋平 理研 バイオリソース研究センター 桶谷 亮介 九大 理学研究院 |
生命科学/理工 |
31 | 高度な大脳オルガノイド技術で明らかにする精神疾患を引き起こすヒト大脳皮質の「かたち」と「機能」破綻 | 坂口 秀哉 理研 生命機能科学研究センター 有岡 祐子 名大 医学部附属病院 |
生命科学 |
32 | シナプス機能とRNA代謝の融合解析による筋萎縮性側索硬化症の発症病態解明 | 岩崎 信太郎 理研 開拓研究本部 横井 聡 名大 医学研究科 |
生命科学 |
33 | MeCP2の精密量的制御によるヒト神経発達異常miRNA関与の解明 | 林 洋平 理研 バイオリソース研究センター 辻村 啓太 名大 理学研究科 |
生命科学 |
34 | 関心領域推定と視覚的注意情報に基づくメディカルトレーニングに関する研究 | 孫 哲 理研 光量子工学研究センター 大山 慎太郎 名大 医学部付属病院 |
数理情報/生命科学 |
35 | ゲノム内在性の反復配列と天然変性タンパク質の相互作用による核内 3 次元コンパートメント形成の解析 | Jafar SHARIF 理研 生命医科学研究センター 日比野 絵美 名大 創薬科学研究科 |
生命科学 |
ポスター発表会場に、両面が使用可能なポスターパネルを用意します。8時40分から10時の間に、指定されたポスターボードにポスターを掲示してください。
ポスターセッションの時間には、12の決められたディスカッションエリアに対象ポスターをセットします。それ以外の時間は、適度に距離を確保してポスターボードを配置しますので、自由に閲覧してください。
ポスターセッション時間中
ポスター貼付け/自由閲覧時間
科技ハブ産連本部 科学技術ハブ推進課
csth-symposium@ml.riken.jp